ViewSonicの『X10-4k』は、非常に評価の高い4K対応プロジェクターです。魅力的なスペックから、このプロジェクターが気になっている人は多いと思います。私もずっと気になっていて結局買ってしまいました。実際に使ってみて初めて分かる部分もあるので、購入を考えている人には参考になるレビューになるかと思います。
ゆり子がViewSonic『X10-4K』を紹介します。
おすすめプロジェクター ViewSonic『X10-4K』のレビューをします。
私は、プロジェクターを天井に取り付けています。天井が石膏ボードなので天井への取り付けはあきらめていたのですが、プロジェクターを吊りつける位置に野縁(のぶち)があったので取り付けられました、先に天井取付金具を購入してしまっていたので取り付けられてホッとしました。モリーアンカーで取り付けようと思う人がいるかもしれませんが、プロジェクターが落下する可能性が高くとても危険なので絶対にやらないようにね。 (´・ω・`)。
※野縁(のぶち) 天井仕上げ工事において、仕上材を張り付けるための下地に使われる棒状の部材。
『X10-4K』の特徴
この機種は、ほしいと思う機能がすべて入っている感じです。プロジェクターランプがLEDなのでいっぱい使っても交換不要だし、 短焦点なので6畳~8畳くらいの大きさの部屋で120インチも可能です(これは、とても重要です!!!)。
主な特徴はこんな感じです。
- DLP方式
- LEDプロジェクター
- 4K UHD HDR対応
- 短焦点 約1.77mの距離から100インチ画面を実現
- Harman Kardonのスピーカー搭載
- Wi-Fi、Bluetooth機能搭載
画質
一昔前のDLPプロジェクターはレインボーノイズがかなり見えていたので、購入前はこれが一番気になっていました。でも、実際に見てみると、全くレインボーノイズが見えません。このアニメの画像は横幅3mの120インチで映しています、でも、十分な明るさです、説明書の投射距離表は200インチまで記述されていました。スポーツでは動きのあるボクシングの試合でも問題なしでした。あえてマイナス面をいうと、同価格帯の液晶プロジェクターと比べると若干色のりが淡泊に感じるかもしれないですね。でも、さすがにコントラストが高いDLP、黒色がうまく表現できている感じがします。
※ここでお詫びです、ちゃんとしたスクリーンではなく壁に投射していての画像評価になってしまってすいません。もともと120インチのスクリーンがあったのですが、日常生活にジャマなので捨ててしまいました、高いAVアンプも5.1チャンネルのスピーカーも捨ててしまいました(誰かに捨てられたということでは決してありません・・・)。
画面補正機能
プロジェクター起動時に自動でピント調整と台形補正をやってくれます。この機能があるととっても楽です。画像補正を毎回手動でやるのは非常に面倒でそれが理由で段々とプロジェクターを使わなくなってしまうなんてことは普通にあります。。。。。。。。。( ̄д ̄)
スピーカーの音質
『Harman Kardon』のスピーカー搭載、、、って知らないメーカーだったんですが音は非常にいいですね。こういう『一応、本体にスピーカーがついてます』っていうのは大体音が軽くて良くないのですが『Harman Kardon』のスピーカーは、決して音のレンジが広いわけではないと思うのですが、聞いていて非常に耳に心地よいです。
接続端子
- Wi-Fiドングル
- S/PDIF
- 音声出力(3.5 mmジャック)
- 音声入力(3.5 mmジャック)
- HDMI 1
- HDMI 2
- USB-C
- マイクロSD
- LAN
- USB 1(5V/1.5A出力)USB 2.0
- USB 2(5V/2A出力) USB 3.0
欲しいポートはすべてそろっている感じです、HDMIが2つあるのはいいですね 。 このプロジェクターはAndroid搭載で、アプリをダウンロードしたりしてスマホのような感じです、そのため、ネットワークにつなぐが前提の設計になっています。マイクロSDやUSBはストレージを増やすためのものかもしれないですね、今のところ使っていません、あっ、『Fire TV Stick』の給電で使うかも (*'ω'*)。
動作音/冷却ファンの音
冷却ファンの音は聞こえますが、他のプロジェクターと比べても音は小さい方です。私は全く気にならない感じでした。
Bluetooth
Bluetoothのペアリングができるということは、コードのないヘッドホンが使えるということです、とても快適で映画に集中できます。スピーカーも好きな位置におけるし、なによりスピーカーケーブルがないことで部屋がすっきりします。
大きさ
261 × 271 × 166 mmです。大きさはまあ、普通ですかね。デザインはシンプルで非常に好みです。
重さも4キロくらいで軽いです、軽くないと自分で天井に取り付けられないですからね。
リモコン
『リモコンを、プロジェクターのIRリモコンセンサーに対して30°以内の角度で保持してください。』って説明書に書かれていました、30°以内の角度って・・・かなり狭いです。最初はリモコンが反応しなくて初期不良かと思ってしまいました。かなりリモコンを向ける角度がシビアです、今はコツをつかんだので普通に使っていますが最初はイライラすると思います。ただスマホに『vRemote』というアプリをダウンロードしていれるとリモコンの代わりにスマホでプロジェクターを操作できるようになります、ですが操作できるのが限定的で付属のリモコンと同様には使えません。『Fire TV Stick』をHDMIポートつないで、『Fire TV Stick』のリモコンで音量操作とかする人もいるようです。
ミラーリング機能
ミラーリング機能は要するにスマホと同じ画面をプロジェクター画面で見れる機能です。私はiphoneを使っていますが、iphoneの設定で『画面ミラーリング』のボタンをタッチするだけで簡単にスマホ画面で見ているYoutube動画が見れたりします。ミラーリングでNETFLIXやAMAZONプライムビデオは著作権保護で見れませんでしたが、『Fire TV Stick』を使えば見れるようになります。Lineのビデオ通話も試してみたいです。ミラーリングでスマホゲームの『にゃんこ大戦争』をやってみましたが、操作するのにスマホの画面を見ないといけないのでプロジェクターの画面を見る余裕は全くありませんでした (´・ω・`) ⇦にゃんこ中毒患者のどうでもいい情報でした。
【AMAZON】Fire TV Stick 4K
天井取付
重さが4.1 kgと軽いため、専門の業者でなくても天井に設置が可能です。
- 注意点1:事前に天井板が石膏ボードでないことを確認しましょう(ネジが抜けてしまうため取り付けられません)。
- 注意点2:設置位置はメジャーで測ったうえで映しながら画面の大きさを調整しましょう(自分でやるとやっぱり大変かも)。
- 注意点3:長いHDMIケーブルが必要になりますが4K動画は4K対応ケーブルを買わないと画面が映りません。
ちなみに私はシアターハウスさんの金具を購入しました。
レビューまとめ
『X10-4K』を買っても後悔しないと言い切れるほど使い勝手がいいです、使うたびに自分で画質調整をする必要ないので気軽にプロジェクターを使うことができます。背面の接続ポートは無駄がなく必要なものがすべてそろっていました。プロジェクターの動作はアンドロイドアプリで全て行っているため、たまにアプリのアップデートがあってもスマホのアプリのアップデートと同様、勝手に更新してくれるので面倒くさいことはないです。この価格帯で4K動画も見れるのはいいですね、今後4K動画も増えてくると思います、ネット配信動画サービスではすでに4K動画が多くなってきています。『でも画質が・・・いまいち・・・』と画質にこだわる人は、もっと上の価格帯にする必要があります、個人的には十分高画質だと思います、あと、大画面投射で近くで見てはいけません、適切な視聴距離というのがあるので、例えば画面の大きさが120インチだとするならば、スクリーンから3m以上離れてみる必要があります。適切な視聴距離で見れば同価格帯のプロジェクターと比較しても遜色ないと思います、本当は電気屋においてあるプロジェクターの画質を実際に見た方が良いのですが、高級機種の画像を先に見てしまうと、その画像が脳裏に焼き付いて、画質の判断基準が上がってしまうので気を付けてください。私が『X10-4K』を選んだ理由は短焦点だったからです、短焦点なので8畳の部屋で120インチの画面を映すことができています、4K対応で短焦点の機種はほとんどないんですよね。私としては『X10-4K』は全て合格点です
『X10-4K』は全て合格点です、、、と言ってしまっていますが、この記事をみて『X10-4K』の購入を考えている人は下記の注意点を必ず見てください。
購入前に考えるべき注意点
- ズームが固定で画面の大きさはスクリーンとの設置距離に100%依存します。
- レンズシフト機能がないです、そのため設置場所が限定される
- 横の台形補正がないためスクリーンの真正面に設置する必要がある
『X10-4K』は人気のあるプロジェクターなので品切れになっていることが多いです。まあ、でも一応価格だけでもチェックしておいた方が良いと思います。
【楽天】X10-4K ViewSonic [ビューソニック] 4K UHD LED プロジェクター
人気のあるプロジェクターなので品切れなことも多いかも。
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