こんにちは、ゆり子です。
最近、第2種電気工事士の資格を取得したので、自宅のコンセント交換に挑戦しようと思います。
実践でその技術を試すことができて、とてもワクワクしています。
今回は、今あるダブルコンセントをトリプルコンセントに交換する作業です。
交換に使うのは、パナソニック製のコンセントで、信頼性が高く、見た目もシンプルで良い感じです。
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コンセント交換時の注意
コンセント交換
まずは、新しいコンセントを準備します。
プレートの取り付け枠をつけたまま作業をする人もいるかもしれませんが、私は後でコンセントの位置を確認するためにマグネット付きの水平器を使うので、取り付け枠は外しておきます。
このコンセントを交換します。
検電器を使って、右側に非接地線があることを確認します。
実は、少し前に照明スイッチの交換作業をしたときに、雑な電気配線工事がされているのを見てしまったので、その経験を踏まえて念入りにチェックしています。
ブレーカーを落として、電源が完全に切れていることを確認しました。
これで電気が通っていないことが分かったので、安心して作業を開始できます。
プレートの取付枠が取れません。ネジが緩んでいないのかな?
ネジ自体はすでに外れていたんですが、どうやらシール剤のようなものがついていて、それが固まっていて、なかなか外れなかったようです。
スライドボックスの右側に小さな穴があり、そのため壁紙が少しへこんでいますね。
この工事をした人はボックスの穴あけがうまくないようです。
電動ドライバーを使うと長いネジを簡単に取り外せるので、かなり便利です。
ケーブルが短いため、あまり引き出すことができず、ちょっと作業しづらいです。
芯線がかなり露出していて、この工事をした人は、シンプルに下手くそだなあ、って思いました。
でも、世の中には、もっとひどい工事が沢山あるのでましな方だと思います。
とりあえず、電線を外します。
中々、電線が外れません。
ニッパーで切るのもありだなって思いながら作業しています。
なかなか外れず苦労しましたが、電線を外すことに成功しました。
手間取ることもありましたが、焦らず慎重に進めることが重要です。
芯線の長さを測ってみると、17ミリでした。
ちなみに、白線の芯線はそれよりも少し長く、おそらく20ミリくらいだったと思います。
芯線を剥き直します。
壁際の作業はクワガタのストリッパーだとやりづらいので、がっちゃんを使用しました。
とても、使いやすくて、作業がスムーズに進みます。
ペンチ幅で芯線の長さを12mmにカットします。
これで、新しいコンセントにしっかりと差し込める準備が整いました。
新しいコンセントに電線を差し込みます。
新しいコンセントに電線を差し込んだところ、こんな感じでしっかり接続できました。
ケーブルを押し込んで、コンセントを取り付けます。
次に、マグネット付きの水平器を使って、コンセントの位置を調整します。
これでオッケーです、
水平器のおかげで、きれいに真っすぐ取り付けることができました。
作業が順調に進んでいくと、やっぱり安心します。
最後に、コンセントが曲がっているように見えたとしたら、マンションが傾いてるのかもしれないですね。
ここはデリケートなネジなので電ドラは使わずに手締めします。
これでコンセントの交換作業が無事完了しました。
ブレーカーを入れました。
電圧も問題なしですね。
無事に1つコンセントが増えて、使いやすくなりました。
これで、家の中の電源がさらに便利になったので、とても嬉しいです!
他のコンセントの紹介
次に、今回使ったコンセント以外の種類について少し紹介します。
多くの人は、新しいコンセントを選ぶ際にパナソニック製を選ぶことが多いと思いますが、正直言って、あまり高級感はありませんよね。
コンセントとコンセントプレートを別々に購入して組み合わせて取り付ける方法もあります。
これは、真鍮製のプレートに黒いコンセントを組み合わせたものです。
ちょっとヨーロッパ的で、おしゃれに見えますよね。
高級感もあります。
今回使用したパナソニックのコンセントのコンセントプレートは、爪を引っかけて取り付ける、はめ込み式です。
はめ込み式は、衝撃等で外れやすいです。
もし、外れてしまっても、プラスチック製なのでショートすることはありません。
ですが金属プレートは、外れるとコンセントプラグと接触してショートする可能性があります。
だから、金属プレートは、はめ込み式ではなく、外れにくいネジ止めになっています。
もし、はめ込み式の金属プレートがあった場合は、危ないので使わないようにしてくださいね。
これは、黒い厚みのあるコンセントプレートにベージュのコンセントを組み合わせたものです。
これなら、太いオーディオ用電源ケーブルもしっかりと接続できます。
見た目がかっこいいコンセントとコンセントプレートは、オーディオ用として検索すれば見つけることができます。
値段は高いですが、コンセント交換後の満足度が全く違うので、コンセントが大好きな人はぜひ購入して取り付けてみてください。
コンセント交換作業の感想
作業中は、ブレーカーを落としていてもやっぱり緊張しますね。電気を扱っているので、少しでもミスがあってはいけないという思いが強すぎるのかもしれません。
私は少し心配性なところがあって、何度も確認を繰り返してしまいます。そのため、作業スピードは遅かったかもしれませんが、しっかりと確認をしながら、安全に作業が進んだので、無事に終了できて本当に良かったです。
この記事は、これで終わります。('ω')ノ