こんにちは、私はゆり子です。いつも記事を読んできただき、ありがとうございます。
今回の記事では、SONY MDR-MV1とShanling H7をバランス接続する方法について話します。私はこの方法を試してみて、非常に良い結果を得たので、その感想を共有したいと思います。ただし、音の好みは個人によって異なるため、この記事の内容は私の主観的な意見です。すべての人に当てはまるわけではないことを理解してください。
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バランス接続
ヘッドホンをバランス接続するには、通常のヘッドホンケーブルをバランス接続用のケーブルに交換する必要があります。これをリケーブルと呼びます。
バランスケーブルの購入
私はブリスオーディオのバランスケーブルを選びました。人気商品であるため店舗で在庫がなく、商品を注文してから届くまで2か月かかりました。商品が届いたら、早速開封してみました。パッケージは高級感があり、ロゴは金色で、ケーブルも柔らかく取り回しやすいです。また、1年間の保証もついています。
接続方法
次に、接続方法を示す図を見てみます。
私が使用したヘッドホンはSONYのMDR-MV1です。これらのヘッドホンは背面開放型で、広がりのある音場を再現します。24Ωとインピーダンスが非常に低いので、少しだけアンプで増幅すると音質が向上します。Shanling H7にはヘッドホンアンプの機能があり、出力レベルを3段階で調節できます。
Shanling H7(USB DAC)のオーディオ性能
次に、バランス接続のメリットについて話します。Shanling H7のオーディオ性能を見てみましょう。
表を見ると、バランス接続の方がシングルエンドのアンバランス接続よりも音質が向上していることがわかります。特にチャンネルセパレーションが優れています。これらの特性を期待して試聴しました。
バランス接続での試聴
音質を評価する際には、ハイレゾ音源を提供するサイトでさまざまな曲を試聴しました。異なるミュージシャンの音源を聴くことで、音質を確認するのがおすすめです。バランス接続での試聴は、あいみょんの「朝陽」を選びました。低音がしっかりと出ており、高音質の24bit48kHzの音源です。
バランス接続にすることで、ノイズが減少し、ダイナミックレンジが広がり、音の解像度が向上しました。特に低音がクリアになり、音の質感が際立ちました。これにより、リズムやビートが強調され、音楽が楽しめるようになりました。また、チャンネルセパレーションの向上により、音の解像度も高まったように感じます。
微細な音のディテールや余韻がより明確に聞こえ、以前気づかなかった音の変化を感じることがありました。あいみょんの歌声についても、より明確に聞こえ、声のニュアンスもより分かりやすくなりました。
まとめ
まとめると、Shanling H7をバランス接続にしたことで、音質が大幅に向上し、音楽の楽しみ方が増しました。音楽を聴く際に高音質を追求することも大切ですが、楽しむことも忘れてはいけません。今回のバランス接続で、音質向上と音楽の楽しさを両立させることができました。
このDACとヘッドホンの組み合わせでは、音のバランスが良く、特定の周波数帯域に過度な強調がありません、長時間の試聴に適しています。ソニーのヘッドホンは軽量で、耳への負担が少ないため、長時間の音楽鑑賞に向いていると思いました。
最後に、今回は高価なバランスケーブルを購入しました。音質の劣化を防ぐために高品質の素材が使用され、多重のシールドが施されています。ケーブルの品質は音質に大きな影響を与えるため、ノイズの少ない音を求める場合、安価なケーブルではなく高品質なケーブルを選ぶことをお勧めします。専門店でバランスケーブルを試聴することもできますよ。
SONY MDR-MV1を持っている人で、バランス接続を試してみたいと思っている人は多いと思います。音質にこだわるなら、ノイズフロアを下げられるUSB DACとバランスケーブルの組み合わせが良いですね。ダイナミックレンジを広くとれると音質向上が実感しやすいのではないかと思います。