"何が私たちの存在の本当の意味なのか?"、"私たちはどのようにして真実の幸福を見つけることができるのか?"、そして"私たちの精神的な進化と成長について、どのようにして深く理解し、経験できるのか?"。これらの問いに答えを見つけるために、私たちは精神世界と悟りへの探求を始めるのです。
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エックハルト・トールについて
エックハルト・トールは、世界的に有名なスピリチュアルな指導者で、難しい哲学的なアイデアを簡単に理解できるように教えています。そして、彼のメッセージは実用的で、多くの人々がストレスと不安を軽減させています。
エックハルト・トールのベストセラー著書:
さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる ←おすすめです
ニュー・アース
精神世界の概念
この記事では、エックハルト・トールが提唱する「悟り」と「自己認識」に焦点を当てています。また、「心の働き」、「感情」、そして「痛み」について、わかりやすく説明しています。最初に、精神世界における重要な考え方である「意識、思考、エゴ、ペインボディ、時間、大いなる存在」という概念を説明して、その後、悟りに至るための方法を紹介しています。
意識
まず、自分を理解するために、自己認識が必要です。自己認識とは、私たちの意識に関連するものです。意識は、外部からの情報や内部からの感覚を受け取り、それを理解し認識する力を指します。外部からの情報は私たちの五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を通じて入ってきますし、内部からの情報は内部感覚によってもたらされます。意識は個人の自己認識と存在の核であり、それが「私」または「自己」の本質です。意識は個人が自己を知覚し、存在を意識するための能力を指します。
思考
思考とは、自分の頭の中で聞こえる声や独り言のようなものです。思考はずっと続いており、「考える、推測する、判断する、比較する、不満を言う、好き嫌いをする」といったことを絶えず行っています。
しかし、思考が必ずしも正しいとは限りません。なぜなら思考は、過去の経験や知識をもとにして物事を判断しているからです。それに、思考を自分自身だと思い込んでしまうと、物事に偏見を持ったり、事前に結論を出してしまったりして、世界を歪めた視点で見ることになります。
思考力は、使い方によっては非常に有用なツールとなりますが、誤った使い方をすれば害をもたらすこともあります。思考を自分自身と勘違いしないことが重要です。
自己のアイデンティティの構築:
思考は個人のアイデンティティや自己概念を形成し、維持するための重要な役割を果たします。思考は「私」や「私の物語」といったアイデンティティを創り上げ、個人が自分自身を認識し、他者と区別する手段となります。
過去と未来への焦点の提供:
思考は過去の出来事や未来への予測に関連付けられ、個人の意識を時間の次元に連れて行きます。思考によって過去の経験の反映や未来の計画が形成され、これによって個人は自己を過去の出来事や未来の可能性に関連付け、考えることができます。
問題の解決と計画の策定:
思考は問題の解決や計画の策定に使用されます。個人は思考を通じて課題に対処し、目標を設定し、行動の計画を立てることができます。
判断と評価:
思考は判断や評価を行うための道具として機能します。個人は思考を通じて状況や行動を評価し、選択肢を比較して判断を下すことができます。
自己語りと物語の構築:
思考は自己語りと物語の構築に関与します。個人は思考を通じて自分自身や周囲の出来事に物語性を与え、これによって自分の人生に意味を見出そうとすることがあります。
エックハル・トールの教えでは、思考が重要なツールである一方で、過度に思考にとらわれ、エゴに支配されることが内面の平和や幸福の妨げになると教えています。彼は思考からの解放と、現在の瞬間に集中することが内面の平穏や覚醒への道であると強調し、瞑想やマインドフルネスなどの実践を通じて思考から解放される方法があるとしています。
エゴ
エゴ的な思考に陥ると、いつも自分が不足していると感じ、その不足分を埋めるためにお金や成功、権力、称賛など、さまざまなものを切望するようになります。自分自身以外のもので、他人や社会からの認められた存在であることを示そうとします。エゴがアイデンティティを確立しようとする代表的な手段には、所有物、職業、肩書き、他人からの評価、知識、学歴、外見、特別なスキル、人間関係、家族の背景、信念体系などがあります。
エゴは、過去の出来事や未来の予測にこだわり、現在の瞬間を楽しむことを難しくします。また、エゴは自己中心的な思考、他人との比較、評価、批判、不満などを通じて、個人の幸福や内面の平穏を阻害する要因とされています。
エゴを構成する要素は5つあります。
①思考 エゴは過去のトラウマ、未来への不安、自己評価の不安定さなどから恐怖の感情を生じさせます。
②自己評価 エゴは他者と比較し、自己評価を高め、他者の承認や称賛を求めることがあります。自己評価が低い場合、不安や不満足感を引き起こすことがあります。
③欲望 エゴは物質的な成功、社会的な認知、他者からの承認などの欲望に取り組み、これを達成することで自己価値を確立しようとします。
④自己防衛 過去のトラウマや未来への不安ににより、エゴは常に心の中で自己防衛を行おうとし、その結果、現在の状況に対して適切でない反応を生み出すことがあります。
⑤心理的時間 エゴは過去の経験に基づいてアイデンティティを形成し、将来の不安や願望について思考し、これによって「私は何者か」というアイデンティティを維持しようとします。
ペインボディ
ペインボディとは、エックハルト・トールが提唱した考え方です。これは、過去のトラウマや辛い経験が私たちの身体と心に蓄積し、未解決のまま残っている状態を指します。特に、エゴによって支配された考えが、過去の辛い出来事に関連付けられ、それを繰り返し思考することで増幅されることがあります。
エックハルト・トールは、思考がペインボディを活性化させる仕組みを次のように説明しています:
自己意識によって制御された思考は、過去の辛い出来事やトラウマに関連付けられ、それらを何度も思い返し、反省しようとすることがあります。これにより、ペインボディが活性化され、身体的な不快感やネガティブな感情が際立って現れます。
エゴに支配された思考は、しばしば否定的な感情や不安を引き起こす思考パターンを生み出します。これも、ペインボディを活性化させ、身体や心に不快感をもたらす要因となります。
エックハルト・トールの教えによれば、エゴにとらわれた思考は、私たちの本来の自己意識との分離を引き起こし、内面での不安感や不安定さを生み出すとされています。彼は、思考とエゴによる仮想的なアイデンティティから解放されることが内面の平和と覚醒をもたらす鍵であるといっています。
時間
エックハルト・トールは、思考が作り出す時間という概念について深く考え、それを重要なスピリチュアルな観点から説明しています。彼の考えによれば、思考が作り出す時間は、過去と未来に関連する心のプロセスに基づくものです。
過去に基づく時間:
思考は過去の出来事や経験に基づいて、過去を振り返る時間を作り出します。これは、過去の成功や失敗、喜びや苦しみなどの出来事に基づく思考です。過去にとらわれることで後悔や恐れ、不安を生むことがあります。
未来に基づく時間:
思考はまた、未来に向けた計画、希望、不安、期待などを通じて未来に考えを巡らせ、未来に向けた時間を作り出します。この思考は、不確実性や将来の出来事に対する心の不安を生み出す可能性があります。
エックハルト・トールは、時間の概念について、「時計時間」と「心理時間」という2つの興味深い視点を持っています。
時計時間:
時計時間は、私たちが普段使っている時計やカレンダーで計測される時間のことです。これは、24時間の一日や365日の一年など、物理的な時間の単位で表現されます。例えば、午前8時から午後4時まで働くといった具体的な時間枠は、時計時間での表現です。この時間は社会的なスケジュールや予定を調整するのに役立ちます。
心理時間:
心理時間は、私たちの意識や感情に基づいて経験する時間のことです。これは、過去の出来事や将来への予測、思考、感情、期待、不安、希望などが関連しています。心理時間は、過去の過ちからの後悔や、未来への不安から生じるストレス、達成したい目標に焦点を合わせることができる時間などを含みます。
エックハルト・トールは、心理時間がしばしば過去や未来に囚われ、現在の瞬間を楽しむことを妨げると指摘しています。彼は「今ここに生きる」というメッセージを強調し、過去の心理的な負担や将来の予測から解放され、現在の瞬間を深く感じることが、内なる平和と幸福を見つける鍵であると教えています。エックハルト・トールの教えは、心理時間を管理し、現在の瞬間を大切にすることで、より充実した生活を送れるといっています。
大いなる存在
「大いなる存在」とは、私たちの内側に存在し、それが「本当の自分」として表現されます。この存在に繋がることは可能ですが、それは頭で理解できる限界を超えたものです。「大いなる存在」は、理性で説明することが難しく、むしろ思考を静め、今を意識することで感じることができます。「大いなる存在」が私たちと共にあるという感覚を、維持し続けることが「悟り」なのです。
「大いなる存在」を体験するのが難しいのは、自分の思考を自己そのものだと信じ込んでいることです。自分の思考を自分の意志で停止できないと、思考の騒音が「大いなる存在」との一体感を邪魔してしまい、心が平穏な状態に到達するのを妨げてしまいます。
無限の意識や存在:
エックハルト・トールによれば、「大いなる存在」は、宇宙や人生の背後にある無限の意識や存在を指します。これは物質的なものや個々の人間のアイデンティティを超え、すべてのものの源であるとされています。この意識は、一切の生命や事象に内在し、私たちが一体感や平安を感じることができる源でもあります。
「今」の存在:
エックハルト・トールは、「大いなる存在」が過去や未来ではなく、現在の瞬間に存在すると強調しています。彼は「今」という瞬間が私たちが本当の自己を発見し、大いなる存在とつながるためのポイントであると説いています。過去の過ちや未来への不安から解放され、現在に完全に集中することが大切だと考えています。
エゴの超越:
エックハルト・トールは、「大いなる存在」とのつながりを強調する一方で、個人のエゴや自己中心的な思考からの解放も重要視しています。エゴの制約から解放され、自己の枠組みを超えて「大いなる存在」との一体感を感じることが、スピリチュアルな成長の一部だと説いています。
エックハルト・トールが「大いなる存在」と言及する際、それは無限の意識や現在の瞬間に存在する普遍的な存在を指し、私たちがその存在とのつながりを感じ、エゴを超越して真の自己を発見し、平和と喜びを見つけることです。
苦しみと不幸の原因
ほとんどの苦しみは、私たちの思考によって生じています。思考は、心の中で生まれるアイデアや概念です。そして、しばしば過去の経験や未来への予測に関連しています。思考はエゴ(自己)の一部であり、エゴは自分自身を保護しようとして、自己中心的な考えを持ちます。思考は、過去のミスや失敗について考えたり、未来の不安や危険について考えたりすることから、恐れや不安を引き起こすことがあります。
エゴと思考がつながるデメリット
欲望(Desire):
欲望は個人が何かを望む、達成しようとする強い願望や要求を指します。これらの欲望はしばしばエゴによって駆動され、エゴのアイデンティティや自己満足感を維持するために重要視されます。エゴはしばしば物質的な成功、社会的な認知、他者からの承認などの欲望に取り組み、これを達成することで自己価値を確立しようとします。
自己評価(Self-Evaluation):
自己評価は、個人が自己価値や自己価格を評価し、判断するプロセスです。自己評価はしばしばエゴによって駆動され、エゴのアイデンティティや自己満足感に直接関連しています。エゴは他者と比較し、自己評価を高め、他者の承認や称賛を求めることがあります。自己評価が低い場合、エゴは不安や不満足感を引き起こすことがあります。
エゴに囚われた状態では、自己評価は外部の評価や成功に依存し、不安定で変動しやすいものとなります。
不安(Anxiety):
不安は、未来への不確実性や危険、欲望の達成不可能性などに対する強い感情的な反応を指します。エゴに支配された思考が不安を引き起こすことが多く、過去の失敗や未来の問題についての心の中での繰り返しの思考が不安を助長することがあります。不安は心身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
エックハルト・トールの教えでは、不安は主にエゴによって制御される思考に起因するものとされています。エゴは過去の過ちをくり返し考え、未来の問題に対する恐れを煽り立て、現在の瞬間を不安定にします。
判断(Judgment):
判断は思考の中での評価や意見形成を指します。エゴに支配された思考はしばしば判断を含み、他者や自己に対する評価や評判、良し悪しの判断、正誤の判断などを行います。これらの判断はしばしば偏見や先入観に基づいており、他者や自己に対する過度の批判や非難につながることがあります。
エックハルト・トールの教えでは、エゴに支配された思考が判断を形成し、その判断が内面の平和や覚醒から遠ざける一因となると強調されています。エゴにとらわれた思考はしばしば二元的な対立、善悪の評価、自己と他者の比較を生み出し、人々を分断し、苦しみを生み出すとされています。
過去(Past):
エックハルト・トールの教えにおいて、過去はしばしば思考の中で特に重要な役割を果たします。過去の出来事や経験に対する思考は、エゴによって過度に強調され、固執されることがあります。過去のトラウマ、後悔、過ち、嫉妬、恨みなどが、思考において過去を引きずる原因となり、その結果、不安や苦しみを引き起こすことがあります。
未来(Future):
エックハルト・トールの教えにおいて、未来は思考の中で特に強力な影響を持つ要素の一つです。エゴは未来への不安や予測に関連する思考を通じて、心の中で不安や恐れを生み出します。未来への執着は、未来の成功や達成、安全、幸福を追求しようとする欲望とも関連しています。
恐怖(Fear):
恐怖は、不安や不安全感に対する感情的な反応であり、エゴに支配された思考が恐怖を引き起こすことがあります。思考は未来の出来事に関して恐れや不安を生み出すことがあり、特に失敗、危険、批判、孤独、物事がうまくいかないことへの恐れが一般的です。
感情(Emotions):
感情は思考と密接に結びついており、思考によって引き起こされることが多いです。エックハル・トールの教えにおいて、エゴによって制御された負の思考は不安、恐怖、怒り、不安、悲しみなどの負の感情を生み出すことがあります。一方、肯定的な思考や現在の瞬間に集中することによって、内面の平穏や喜び、愛、感謝などの肯定的な感情が生まれる可能性が高まります。
エックハル・トールの教えでは、思考と感情が連動しており、特にエゴにとらわれた負の思考は負の感情を引き起こすと強調されています。しかし、思考と感情の関係は相互に影響し合い、このプロセスは逆も成り立ちます。つまり、肯定的な思考や意識的な存在に焦点を当てることによって、肯定的な感情を引き出すことができます。
悟りの開き方
「悟り」とは苦しみや欲望から解放され真実を理解し内的な平和を得ることを意味します。
悟りを開くには次のステップが必要です。
①現在の瞬間に注意を向ける:
「今を生きる」という概念が重要です。現在の瞬間に完全に注意を向け、過去や未来に思考が飛ばないように努力します。マインドフルネスの瞑想を通じて、現在の瞬間での意識を高めます。
②エゴを認識し解放する:
自己中心的なエゴに気づき、それを認識し解放しようとする努力が必要です。エゴの影響から解放されることで、心の平和が訪れ、悟りへの道が開かれます。
③思考の静寂を体験する:
思考に対する観察を通じて、思考の中断や静寂を体験します。思考の中断によって真の自己を発見し、悟りに近づくことができます。
④ペインボディを解放する:
過去のトラウマやネガティブな感情が蓄積されたペインボディを認識し、解放しようとする努力が大切です。ペインボディから解放されることで、内的な平和が生まれます。
⑤自己評価との対話:
自己評価に関する固定観念やジャッジメントを認識し、それらに対する対話を持つことが重要です。自己評価に執着せず、自己受容と他者への共感を育てます。
⑥他者への共感と愛:
悟りのプロセスでは、他者への共感や愛が増大することがあります。自己中心的なエゴから離れ、他者とのつながりを大切にしましょう。
この6つのステップを難しく感じる人もいるかもしれません。この後、悟りを開くために私が実践している方法を紹介します。
悟りを開くために私が実践している方法
私が実践している方法は上図の【悟りの手順①、②、③】です。
真実を理解するためには、まず、思考を静めることから始めます。思考を停止するには、頭の中で聞こえる独り言の声を意識して停止させます。最初は難しいかもしれませんが、練習を続ければできるようになります。
思考を停止すると、自分の意識は現在の瞬間と内なる静けさを感じることができます。その後、思考が収まった状態で、自分の内なる体験に注意を向けます。いわゆる瞑想です。自分の呼吸に意識を集中し、内なる生命力を感じながら、ストレスを軽減し、感情を制御し、自己を理解します。
この状態にいると、自分を客観的に見つめることができます。また、心の苦しみやイライラなどの感情が和らぎ、五感や内面の感覚が研ぎ澄まされ、幸せを見つけることができるでしょう。
悟りは理性的に理解することはできません、大いなる存在を感じつつ苦しみや欲望から解放され、真実を理解し、内的な平和を得ることです。
エックハルト・トールの精神世界についての感想
宗教色が強くないところが、エックハルト・トールのいいところです。この記事を見て、エックハルト・トールの考えに興味を持った人は、
「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」という本をお勧めします。
宇宙の力は私たちの内にも宿っています。自分自身と調和し、新たな可能性を見つけましょう。
「苦しみとその終わり」
すべての出来事や状況はつながっていますが、私たちの思考がそれらを分断させることがあります。考えてみてください、現在の出来事も、宇宙全体の大きな一部です。真の自由と苦しみの終わりは、今を完全に受け入れ、過去の影響や未来への願望や不安から自由になることにあります。苦しみは私たちのエゴによって生み出され、他者との対立を生み出すことがあります。
大切なのは、今この瞬間に注意を向け、過去や未来にとらわれずに生きることです。過去や未来は実際には私たちの思考の中にあるもので、本当に存在するのは「今」だけです。自己を発見するためには、他のものや状況への依存を超え、自分自身の本質に注意を向けることが必要です。これによって、内なる平穏と喜びを見つけることができます。
自然界から学び、死や変化も生命の一部として受け入れることが大切です。死は生命の一部であり、生命そのものが永遠であることを示しています。人間関係においても、他人に対する評価や欲望から解放され、現在の瞬間を受け入れることが健全な関係を築く鍵です。問題や対立はエゴのパターンから生じます。問題の解決ではなく、問題自体に焦点を当て、静けさを持ち込むことが大切です。
最終的に、「今」が生命の本質であり、過去や未来は思考の中でしか存在しないことを認識することが、平穏と自己の発見につながります。
まとめ
この記事では、エックハルト・トールの精神世界を知るために必要な概念の説明をしました。
エックハルト・トールの精神世界を知ることで、私たちが理想とする心の在り方が見えてくる気がします。
この記事をみてくれた人の中には、エックハルト・トールの公式YouTube動画をみたいと思っている人もいるかもしれませんね。
でも、公式YouTube動画は、理解するのにちょっとハードルが高いかもしれません。
英語自体は難しくないのですが、事前にある程度エックハルト・トールが良く使う精神世界の概念とか用語を知っていた方がいいですね、egoとかpain bodyという単語が頻繁にでてきます。
あと、エックハルト・トールの話し方が独特で一つの文がとても長いです、話しながら補足的な言葉を足していくので、非常に長くなります。また、セミナーのような動画では、言葉が口からこぼれてくる感じで、言葉と言葉の間隔が長いので、せっかちな人には待ち時間が長く感じられるかもしれません。
YouTubeの翻訳機能を使うと言葉のニュアンスが伝わってこないことがあります、英語が得意な人は、字幕を読みながら視聴すると、より内容が理解しやすくなると思います。
「The Power of Now」の日本語翻訳版「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる 」はおすすめです。スピリチュアルのような抽象的な表現が多い本では、単純に単語を置き換えて翻訳するとニュアンスが伝わらなかったりして難しいのですが、この本は、翻訳者の言葉の選び方や補い方がうまいなあと思いました。「ニュー・アース」の方は、内容がかなり難しく感じました。
思ったよりも記事が長くなってしまいました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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