4K対応プロジェクターは色々ありますが、それぞれの機種には良い部分と悪い部分があり完璧なスペックを持ったプロジェクターはありません。だから自分の試聴環境に合うスペックを複数の機種の中から比較して見つける必要があります。比較については多彩な角度から見ていきたいと思います。比較対象とする価格帯は大体15万円~20万円くらいとします。
20万円以下の4K対応プロジェクターを比較します
★比較項目★
- 設置しやすさ
- 画質
- その他機能
- 口コミ
1.設置しやすさ
色々と機能を比較しても自分の部屋とかリビングルームに設置できなければ意味がないので、最初に比較するのは設置のしやすさです。
まず、注目したいのは焦点距離ですね、短焦点とはプロジェクターとスクリーンの距離が短くても比較的大きな画像を投射することができるということです。例えば、あなたが四畳半の部屋に住んでいるとします。部屋の広さは270cm×270cmなので1番のプロジェクターを使えば100インチが可能ということです。1番のプロジェクターで120インチを映すには212㎝の距離が必要です。120インチのスクリーンの横幅が確保できればいいので六畳や八畳の部屋では可能です。
ここで注意点ですが、ズーム機能があるかないかも重要です。1番の機種はズーム機能がないので100インチの場合はスクリーンとプロジェクター間の距離は必ず1.77mでなければなりません。ズーム機能があれば設置距離に調節できる幅を持つことができます。
次に見るのが台形補正です、タテ、ヨコがあります。タテは上下の台形ゆがみの補正でほとんどすべてのプロジェクターにタテ補正は備わっています。ヨコの補正があるプロジェクターは少ないです。No.8と9のEPSONプロジェクターだけがその機能を持っています。ヨコ補正のメリットはスクリーンの正面で視聴する場合に投射画像が視聴者にかからないように右後ろや左後ろに設置することができます。
2.画質
これは、どれも悪くないです。
実際の画像を電気屋で見て比較するしかないです、結局は好みになってしまいます。
コントラスト比が高いと暗いシーンの表現が良くなります。また輝度が高いと大画面にしたとき画像全体が暗くなりません。
分かりにくい4K規格についての説明
『4K』の規格はITU-RとDCIの2つがあります。よく見るのはITU-Rの『4K UHD』表記だと思います。今回紹介しているプロジェクターは全てITU-R規格のものです。DCI規格のプロジェクターは高価で50万円~200万円くらいします。しかもプロジェクターサイズも大きいです。一般的に4kといったらITU-R規格を意味することが多いと思います。
DLPとLCDは画素をずらして画素数を増やす技術があり低価格で4K画質を実現しています。『3』と『7』のエプソンプロジェクターは画素ずらし技術を使っても規格の解像度に達していないため4K相当の画質となっています。
3.その他機能
『Bluetooth』があるとヘッドホンやスピーカーをコードレスで接続可能になります。『スピーカー』は音質にこだわりがなく簡易的に音を出したい人にはお勧めです。『Wifi』があると、ファームウェアアップデートが簡単になります、機種にもよりますがスマホと連動させることもできます。
4.口コミ
口コミについてですが、あくまで主観的な意見ですので参考程度に見てください。
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